「文系出身だけどエンジニアになれるのだろうか」
「未経験でもエンジニアとして活動していけるのか」
「エンジニアになるためにはなにをすればいいのだろうか」
文系出身の方なら一度は上記のような悩みをもったことはないでしょうか。
そこで本記事では、文系出身、エンジニア未経験であった私のエンジニア就活記録をご紹介します。
現在はミドルベンチャー企業にてエンジニア兼マーケッターとして勤務。
大学3年生の11月(2019年11月)にエンジニア就活を終え、無事、自社開発のWEB系企業にエンジニアとして採用されました。
独学でこれまで頑張ってきましたが、正直回り道な勉強が多かったです。今なら、より効率的な学習ロードマップを示すことができます。
今回は、私が、3年前のプログラミングを始めた当初の自分に向けて、より効率的に今のレベルに至るロードマップを提示する記事を書きます。
(WEBエンジニアになるための勉強法に特化した記事ですので、機械学習エンジニアとかIoTエンジニア、インフラエンジニアなどには言及しませんのでご了承ください。)
現時点でも大したレベルではありませんが、3年前の私が読みたかった記事を目指して書いています。ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。
対象読者
・これからプログラミングを学び始める人
・効率的な学習の順番を知りたい人
・Railsの勉強で行き詰まっている人
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当時(2019年12月)のレベル
当時の私のエンジニアとしてのスペックは以下の通りです。
・インターン:2社目滞在中。5ヶ月目。
・スキル:Rails、Vue.js、Nuxt.js、生JavaScript、TypeScript、Python、Gitが分かる&ある程度書ける
・2019年4月:基本情報技術者試験に落ちる (情報科の方とかからしたらあり得ないと思いますが、実際それなりにショックでした笑)
という感じです。
自分よりレベルの高い方は無限にいますが、新卒としては悪くない。新卒入社までまだスキルを伸ばせる。そんなレベル感をイメージしていただけるといいと思います。
文系大学でプログラミング仲間がいない中、完全に独学で学んできた割には頑張りました笑
私がプログラミングの勉強を始めたのは2018年8月ですから、学習開始から1年ちょい後に就活を終えたことになります。
ですが、1年ちょいというのは学習初期の迷走期間も含めた期間ですので、完全初心者の方でも効率的にやれば、これの1/3くらいの期間で同じレベルになると思います。
そのための効率的な勉強の順番を以下で提案します。
新卒でエンジニア採用されるレベルに至るまでの学習ロードマップ
WEBエンジニアになるためにオススメの勉強法と、教材の順番は以下の通りです。
①ProgateでHTML/CSSを学ぶ
まずは、ProgateでHTML/CSSを学びましょう。
これは必須で、WEBエンジニアなら誰でも必要な知識です。
ただ、暗記する必要はないので、概念を把握したり、必要なら断片的に覚えておくくらいで大丈夫かなと思います。
1周で大丈夫だと思います。余裕があったら道場コースもやりましょう。
②ProgateでRubyを学ぶ
初心者の方は、Rubyを学ぶと良いと思います。
Rubyと言うプログラミング言語を学んでおけば、結構スタートアップ界隈で案件も多いので汎用性が高いですし、次に紹介するRuby on Railsと言う強力なツールに直接つながるので将来的な展望がひらけます。
ループや条件分岐など、新しい概念がいくつか登場するので、Progateを2周くらいやっておくと良いと思います。
ここまでで、2週間〜1ヶ月くらいで行けると良い感じだと思います。
③ProgateでRuby on Railsを学ぶ
ProgateでHTML/CSS、Rubyを学んだ後は、Ruby on Railsコースをやりましょう。
Ruby on RailsはRubyのフレームワークです。フレームワークというのは、WEBアプリ開発をより効率的に行えるツールのようなもののことです。
ただ、このコースでいきなりボリュームアップするので、1周やったら少し休憩して、分かり難かったところをProgate特製のスライドで確認する作業をしたほうがいいでしょう。
ちなみにUdemyもある
ここまではProgateの紹介をしたんですが、実はUdemyと言う動画学習サービスもあります。
Rails のコースもたくさん用意されていますし、プログラミング以外のジャンルも豊富なのでぜひチェックしてみてください。「Rails」で検索したら219件のコースが出てきました。
セールの時は1300円ほどからコースを1つ買えます。技術書よりもリーズナブルですね。
30日返金保証付き。
④以下の教材をやる(Rails入門者と初心者の橋渡し)
さて、ProgateのRailsコースを1周終えたら、さらにアプリを作りましょう。
この時点でRailsの理解があやふやでも問題ないです。この段階では次の2つの教材が圧倒的にオススメです。
小学生でもわかるRuby on Rails入門
小学生でもわかるかどうかは正直微妙ですが、めちゃくちゃ分かりやすいです。完全に無料で全部読めますし、Twitter風アプリを作りながらデータベースなどコマンド周りまで勉強できます。
たった1日で基本が身に付く!Ruby on Rails超入門
この本もやりました。上のサイトよりも内容は簡単なイメージです。しかし、本当に1日で終えられるので、何回も復習して理解を深めるのには1番オススメです。
以上、紹介してきた2つの教材を、Progate卒業後にやってみると、Railsの理解は格段に深まり、個別の機能はググりながら、自分で簡単なアプリを作れるレベルになっていると思います。
余談
私の場合、③の直後にRails Tutorialという有名な教材をやりましたが、これはミスでした。(参考程度にリンクを確認してみてください。)
Progateの理解が十分でないままこれをやってしまったので、見事に挫折。ただ、挫折したままではいられない事情があり、試行錯誤して上の教材をやったところ、視界が一気に開けた経験があります。このエピソードに関しては、別記事でまた。
⑤自分でアプリを作ってみる
ここまで来たら、自分でアプリを作ってみることができます。
オススメは、Todoアプリです。私もこれを作りきったことで自信がつき、それをポートフォリオとしてインターンに申し込み、受かりました。
結局、実務に飛び込むのが一番いい勉強になるので、その段階に至る事が大事です。
大学生の方は、インターン面接の合格を勝ち取って、現場に飛び込んでみてください。
WantedlyやinfrAでインターンを探しましょう。infrAは代官山のオフィスでオススメ企業を教えてくれたりするので、もし可能なら面談を申し込んでみるのもアリです。
ここまでが、本記事のメインです。
⑥ここから先
ここで初めて、Rails Tutorialに挑戦するべきだと思います。この教材では、実務面で必要なテストなど、より実践的な内容に触れる事ができます。無料とは思えないボリューム&クオリティです。
また、個人的には、同レベルの教材として「現場で使える Ruby on Rails5 速習実践ガイド」という本が好きです。
こちらはリファレンスとして、今でも愛読しています。
Rubyのブラッシュアップを図りたい場合は、「チェリー本」こと「プロを目指す人のためのRuby入門」という本が好きです。
こちらは、Railsに使うためのRubyを意識して書かれており、優秀な先輩から直接教えてもらっているような良書です。
さいごに:エンジニア未経験文系大卒の就活記録
3年前の自分が読みたかった記事をイメージして、WEBエンジニアになるための効率的な学習ロードマップを書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。
自分自身、まだまだ勉強中の身ですので、楽しみながらプログラミングを学んでいこうと思います。
本記事が少しでも読者の皆さんのためになれば嬉しい限りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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