Amazonが提供する耳で聴く読書、オーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」をご存知ですか。
もともと読書をする時は紙派の人間でしたが、Audibleを始めてから耳で聴く読書が習慣になりました。
いつでも、どこでも、耳で気軽に読書を楽しむことができるので、普段から読書習慣がある方はもちろん、本を読もうとしてもなかなか忙しい方、満員電車の中の時間を持て余している方にもピッタリです。
今回は、Audibleのおすすめ本と、特徴・料金・使い方についてまとめてみました。
若手ビジネスマンの方に特におすすめしたい理由もまとめましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼こちらの記事もおすすめです!
・【忙しい社会人必読】耳で聞く読書オーディオブックの魅力を紹介!
Audible(オーディブル)の特徴
・豊富なラインナップ
・俳優・声優を起用した朗読
・30日の無料体験
本の朗読サービス
Audibleは、Amazonが提供する本の朗読サービスです。
本を読み上げてくれるので、活字だと挫折してしまう本などにも挑戦しやすいです。
また、家事をしながら、通勤・通学しながら、運動をしながら本を読める(聴ける)ので、紙や電子書籍の形態で読書するよりも気軽に読書を楽しめるかもしれません。
僕も、ランニング中に聴いたりしています。紙媒体だとできない楽しみ方です。
豊富なラインナップ
世界最大の本屋さんAmazonなので、対象本のラインナップ数は唯一無二。きっと気になっていた本が見つかりますよ。
洋書も充実
英語を勉強したい方なら、好きな洋書をAudibleで聞けば、リスニングの練習になりますね。
俳優や声優を起用した、抑揚のある音声
「朗読って言っても、人工知能の機械的な音声じゃないの?」
という方がいらっしゃるかもしれません。実際、僕もそんなイメージを持っていました。
しかし、Audibleは俳優や声優を起用して朗読しているので、自然な音声でストレスなく聞くことができます。
長く使うには、これは大きいポイント。
会員登録がすごく楽。
Amazonのアカウントを既に持っている方なら、AudibleにAmazonアカウントでサインインするだけでAudibleの会員登録完了です。
2秒で終わりました笑
Audible(オーディブル)30日の無料体験期間
そして、会員登録から30日間はAudibleを月額無料で体験できます。
もちろん、無料期間中に解約すればその後も月額はかかりません。
ただし、月額は自動更新なので、解約する場合は期間中の手続きをお忘れなきよう。
Audible(オーディブル)は退会後も聴ける
登録中に購入したオーディオブックは、Audibleを退会した後も聴くことができます。
もちろん、無料体験期間中に買った本もOKですし、無料体験開始時に無料でプレゼントとして受け取った本も聴き続けることができますよ。
Audible(オーディブル)のメリット
若手ビジネスマンの方におすすめな理由
Audibleを使うことで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
・通勤中・通学中・手が離せない時にも読書体験を味わえる
・本を読むのが苦手な方も名著を楽しめる
個人的に一番大きいと感じているのは、通勤・通学中の電車の中など、本が開けない状態の時でも朗読で読書を楽しめることです。
ビジネス書が充実しているので、特にビジネスマンの方におすすめです。
あるデータでは、日本人の2人に1人は月に1冊も本を読まず、月に1,2冊しか読まない方を含めると80%の人が本を読む習慣がないことがわかっています。
本を読むことで、先人の経験知を効率よく吸収できるので、
単純計算でいくと月に3冊読めばそれだけで上位20%になれることがわかります。
月額1500円は自己投資としては手ごろな金額ですので、ぜひ若手ビジネスマンの方は検討してみてはいかがでしょうか。
Audible(オーディブル)の料金
・月額に追加で欲しい本に課金する
・クレジットカード払いのみ対応
・最初の1冊無料&月1冊無料プレゼント
Audible、無料期間終了後は基本料金:月1500円
会員登録後、30日間の無料期間があります。
その30日間が過ぎれば、基本料金が月額1500円となります。
その月額を支払った上で、本を購入していく形態となります。
会員期間中は、非会員価格の30%オフで本を買うことができ、返品や交換も可能です。
支払い方法はクレジットカード限定となっています。
最初の1冊無料 & 月1冊無料でプレゼント
無料会員登録後、好きな本を1冊無料でプレゼントしてくれます。
さらに無料体験期間終了後も、月1冊の無料プレゼントが。
月額1500円のサービスなので、プレゼントされる月1冊の本に単行本を選んだ場合、その時点ですでに元を取ってることになりますね。
(単行本はだいたいそれくらいの料金がかかるので…)
ちなみに、会員期間中に買った本は退会後も聞くことができます。
Audible(オーディブル)の使い方
使い方はとっても簡単で便利です。
自分が読みたい本をストアから探します。
本を購入したら、その本のページに移動。「今すぐ聴く」をクリック
再生が始まります。
・再生速度を変えて早めの速度で聴く
・ブックマークをしてメモを残す
・スキップする
などの機能があります。
逆に、不必要な機能でゴテゴテしていないシンプルさが、好感度高いです。
Audibleのおすすめ本20選
それでは、Audibleで聴ける、おすすめの本を20冊紹介していきます。
オーディブルで読めるおすすめビジネス書・自己啓発本11選
サピエンス全史
人類はどこからやってきて、どこへ向かっていくのか?あらゆる分野の知見と最新のデータを駆使して人類学を描きなおします。
イスラエル人の若き天才歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリが送る、全世界に知的興奮を巻き起こした現代の古典と呼べる名著です。
21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考
「サピエンス全史」「ホモ・デウス」に続く第3作目です。前著2作では人類の過去と未来を中心に語られましたが、今作ではまさに現代、21世紀の人類に向けた提言が語られます。
今後人類がどう進化・変化を遂げていくか考えるためのレッスンは、一歴史家としての立場を超越したもので、さすがです。
ファクトフルネス
実は常識に反して、世界は少しずつ幸福に近づいている?読書家としても知られる大富豪・ビルゲイツも絶賛のファクトフルネス。
私たちが抱いている世界への偏見・先入観を、エビデンスをベースに切り崩していく知的興奮の書です。
嫌われる勇気
有名ライターである古賀史健氏が、アドラー心理学を紹介する本で、ベストセラーになりました。
つい人の目を気にして、嫌われないようにちっちゃく生きてしまう、という心理は誰にでもあると思います。アドラー心理学は、そんな呪縛から解放してくれる考え方で、一度知ってみるのはありですよ。
LIFE SHIFT
人生100年時代。人類は、これまで前提とされていたライフプランを大きく見直し、いくつかのステージを経験することになります。
多様化・不安定化する今後の世界の中で、新たに常識となる考え方を指南してくれる本。必読、いえ、必聴です。
自分を操る超集中力
最近ではYouTuberとしても活躍しているメンタリスト、DaiGo氏による集中力本です。集中力を保ったり鍛えたりするための具体的なメソッド満載で、読んだら即実践できる本です。
集中力は日々のパフォーマンスに直結する部分なので、本書を読めば明日からのパフォーマンスが変わるかも?
お金2.0
早稲田大学在学中に株式会社メタップスを立ち上げ、日本を代表する若手起業家となった佐藤航陽氏によるお金論。お金を稼ぐための本ではなく、新しい経済学を提唱する本です。
既存の経済学と新しい概念を無理なく接続しており、天才の思考を垣間見ることのできるスゴ本です。
デール・カーネギーの人を動かす方法
作家デール・カーネギーによる、今でも読み継がれる元祖・自己啓発本です。「人に誠実な関心を寄せる」「名前を覚える」など、言われてみれば当たり前でも、多くの人が実践できていない方法を例え話と共にわかりやすく紹介。
本書の内容を知れば、人付き合いが楽しくなりますよ。
スタンフォード式 最高の睡眠
「最高の睡眠」を取るためには、禁欲や節制などストイックなことを求められるのでは?と思ってしまいませんか?
本書では、忙しいビジネスマンのために紹介される無理のない睡眠メソッドで、「黄金の90分間」にこだわります。疲労を蓄積させないためにも、睡眠の質が大事なことがわかります。
お金の流れでわかる世界の歴史
タイトル通り、経済史を中心に見ていきながら世界の流通システム、税制、人々の生活がどう動いていったのかをみることのできる良書です。
学生時代に苦手だった世界史も、裏のストーリーを知ることで面白さを再発見できるかも知れませんよ。
メモの魔力
SHOWROOM経営者で、メモ魔としても知られる前田裕二による、メモの極意が描かれた1冊。単純に忘れないようにするためのツールとしてのメモ、からさらにレベルをあげたメモ論を存分に味わえます。
実は自己分析にも章が割かれていて、就活生にもおすすめです。
オーディブルで読めるおすすめ小説9選
ハリーポッターと賢者の石
幼い頃に両親を亡くし、叔父夫婦の家で不遇な生活を送るハリー・ポッター。そんなある日、魔法界から派遣された大男に導かれて、自分が魔法界で超有名人であることを知り…。
圧倒的な世界観で全世界を魔法のとりこにした超大作『ハリー・ポッター』シリーズの第1部です。まだ読んだことのない方も、すでに映画を見た方も、オーディブルで楽しんでみては?
紙の動物園
現代中国を代表するSF作家、ケン・リュウによる短編集。『火花』の又吉直樹さんも推薦しています。
中国人の移民である母と、その息子。母は英語が堪能でなく、アメリカ人としての人生を選択した息子は母と距離を取りますが、母がくれた折り紙のトラが動き始めます。
SFですが突飛な感じはなく、どことなく切ない作品です。
三体
中国はSF小説分野ではまだ未発達の地ですが、世界を震撼させる傑作が現代に誕生。それが、『三体』です。
間違いなく世界文学史に残る名作です。ちなみに、2020年6月18日に待望の続編が発売になります。新たな伝説の予感です。
日の名残り
ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの代表作。
アメリカ人名士のもとに仕える執事・スティーブンスが暇をもらい、旅に出ます。道中で、過ぎ去りし日の思い出を回想。
ただし、彼は理想の執事像を追求しており、理想主義者的な側面があります。そして、見たくない現実を直視しようとはしません。実際に何が起こったのか推察するのは、読者の力量です。
アルケミスト
『ベロニカは死ぬことにした』などの作品でも知られるブラジル人作家、パウロ・コエーリョの代表作、『アルケミスト』。38か国語に翻訳されている世界的な作品です。
運命に導かれて旅を始めるスペインの羊飼いの少年、サンチャゴ。抽象的な世界観の中で、彼と共に世界を旅している感覚になりますし、都度登場する登場人物の言葉の端々で名言が光ります。
『アルケミスト』、本ブログでも紹介しています。
ダ・ヴィンチ・コード
『天使と悪魔』などの過去作でも知られるダン・ブラウンによる世界的ヒット作。ルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、パリの街を舞台に展開される、キリスト教の謎に迫ったサスペンスです。
映画も傑作なので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
ラングドン教授シリーズに、『天使と悪魔』『インフェルノ』などもありますよ。
コンビニ人間
人と感性がずれている、周囲からサイコパスと見られる女性が主人公の本作。コンビニのバイトに居心地の良さを感じ、毎日コンビニ弁当、夢の中でもレジ打ちをするなど、少し変わっています。
そんな彼女が年齢を重ねるにつれ、周囲から求められる「普通」とのずれは大きくなっていくばかり。普通ってなんでしょう?
第155回芥川賞受賞作。
AX
現代日本を代表する人気作家・伊坂幸太郎による、殺し屋シリーズ最新作。引退を考え始めた恐妻家の殺し屋・兜が、新たな事件に巻き込まれる様子を飄々とした会話で描きます。
シリーズの前作『グラスホッパー』『マリアビートル』でも、虫の名前がたくさん出てきました。今作の主人公も「カブト」。
仕事は楽しいかね?
雪の晩、空港で出会った謎の老人から人生のレッスンを受ける、若手サラリーマンの主人公。シンプルな設定ながら、老人の語る言葉と物語はときに厳しく、愛情深く、読む人を引き込みます。
比較的薄い本なので、オーディオブック初心者の方にもおすすめです。
まとめ
個人的には実は紙派の人間なのですが、あえて今回Audibleに加入してみました。
コンテンツを楽しむという意味では活字でも音声でも変わりませんし、音声で本を楽しむことにもメリットがすごく多いです。ランニング中とかにも気軽に聞けますしね。
気に入ったので、しばらく続けて何冊か楽しんでみようと思います。
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